船舶の種類

船舶といっても、

その用途で色々な種類があります。

 

商船や作業船(タグボート、サルベージ船など)

漁船、艦艇(航空母艦、潜水艦など)

様々です。

 

その中でも、

当社が深くかかわっているのが「商船」です。

 

この商船にも色々な種類がありますが、

主な船種をご紹介します。

 

先ず、コンテナ船

多種多様な貨物をコンテナに収納して運びます。

コンテナには、大きく分けると

20フィート(約6m)と40フィート(約12m)の

長さのものがあります。

 

現在、最大級のコンテナ船は、

この20フィートのコンテナを

何と2万個近く積むことが出来るんです。

 

そのため、船の全長は約400mにも達します。

陸上競技のトラックの1周が400mですから、

それを直線にした長さがあると考えていただければ

その大きさが想像できるかと思います。

 

 

次に、ばら積み船

バルクキャリアとかバルカーとも呼ばれます。

 

主に石炭、鉄鉱石や穀物など

ばら積み貨物を運ぶための専用の船です。

 

 

次に、原油タンカー

その名の通り、原油を運ぶ専用の船です。

 

映像でご覧になられた方もいると思いますが、

大きな船ですと30万トンもの原油を

運ぶことが出来ます。

 

このサイズの船を

Very Large Crude oil Carrier

略してVLCCと呼んでいます。

 

 

次に、自動車専用船

こちらもその名の通り、自動車を運ぶ

専用の船です。

 

ニュースなどでも

車を船に積み込むシーンがよく流れますが、

船内は人が通るのも難しいほどピッタリに

車が詰め込まれています。

 

最近では、7,000台積の船も出てきており、

コンテナ船と同様に

船舶の大型化が進んでいます。

 

このほかにも、プロダクトタンカー、LNG船、冷凍船など

運ぶ荷物に合わせた様々な船があります。

 

港などで船を見る機会がありましたら、

どんな船か、気にしながら眺めるのも

楽しいかもしれませんよ♪