舶用燃料油の規格

マリンサービス事業部 河原です。

 

舶用燃料油(バンカー)には、ISO8217という

品質の規格があります。

 

一般的な取引では、

この規格に合致しているかが重要になります。

 

特に、大型の船舶はC重油と呼ばれる

ドロドロで質の良くない燃料油で動いていますので、

一定以上に質が悪化すると

エンジンに大きなダメージを与えかねません。

 

燃料油の品質の規格の主な項目は、

粘度: 燃料のグレードに関係します。

密度: 燃料を取り扱いや補油量を決めるのに重要。

硫黄分: 排出ガスの規制に係わります。

アルミナ+シリコン: エンジンの異常摩耗の原因になります。

 

その他にも、項目はありますが、

品質の大きな問題に発展しやすいのが、

アルミナ+シリコンの含有率です。

 

これは、製油所での精製過程で

混ざる可能性がある物ですが、

 

この含有量が高いと、

エンジンのシリンダとピストンリングが異常摩耗を起こし、

エンジン停止などの事態に陥る場合もあります。

 

洋上でエンジンが停止するというのは、

船舶にとっては大変危険ですので

限りなく避けなければならないことです。

 

そのため、ことあるごとに

規格は見直しが実施されてきています。

 

ただし、昨今は精製技術が格段に進歩してきており、

一般的な性状だけでは良し悪しの判断が難しい油も

出て来るようになっています。

 

私共供給側としては、

 

船舶の安全運航のためにも

 

正しい知識と経験から

如何に問題の無いバンカーをご提供するか

これが大切にだと思っております。

 

 

 

★☆★☆船舶燃料・潤滑油・シグマ商事総合問い合わせ★☆★☆

株式会社シグマ商事(代表)●052-896-1510

 

★☆★☆名古屋でお得な1日車検・タイヤ・オイル交換は★☆★☆

相生山SS●052-896-1510

 

★☆★☆豊田でお得な1日車検・タイヤ・オイル交換は★☆★☆

エッソ豊田インターSS●0565-28-1510 (水素ステーション問い合わせもこちらへ)

 

★☆★☆トラックタイヤ・トラックパーツ・オイル専門★☆★☆

株式会社シグマ商事豊田営業所●0565-26-1510

 

★☆★☆仙台・東北のタイヤ・オイル専門★☆★☆

タイヤセンター東北 大和店●022-346-0710