マリンサービス事業部 河原です。
以前にもご案内しましたが、ホンコンでの燃料規制が、7月1日よりスタートします。
この規制は、停泊中に低硫黄(0.5%未満)の燃料油を使用することを
義務付けたものになります。
環境に配慮しての規制であり、
環境への負担を減らすための規制強化は、
世界的な流れとしては当然であると思いますが、
世界各国の対応が異なると
それに振り回される船会社にとっては、対応に苦慮します。
アジア地域でも、主要な港の1つであるホンコン港ですから、
対象となる船舶の数も多いのですが、
それらの船舶のほとんどが、他のアジア地域をはじめとした
様々な港にも立ち寄ります。
そのため、他の港では規制されていなくても、
一番厳しい規制に合わせる必要が出てきます。
(細かく使い分けることは、現実的には難しいため)
このような規制強化は、
今後、他の地域でも実施されるケースが増えて来ると予想されますので、
対応する側は大変です。
国際的にも、2020年若しくは2025年には、
燃料油の硫黄分を0.5%未満することになっていますが、
燃料油を供給する側に、その規制に合致した燃料油を
供給する義務が無いことが、話をややこしくしています。
そのため、最近ではスクラバーといった
排気ガスの清浄装置も出てきており、
今後はそちらを装着する方向に進むといった見方もあります。
そうなると、船会社は、
どちらに合わせた船を整備していけばよいか、判断に迷います。
設備投資するとなると、大きな費用が掛かりますし、
燃料供給が不足すれば、運航に支障をきたします。
いずれにしましても、
混乱を回避して、スムーズに移行できるよう
早く方向性が定まると良いですね。
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