マリンサービス 河原です。
IMOが2020年からの燃料中の硫黄分規制開始時期を決定してから
1ヶ月弱が過ぎました。
その間、今後、船舶の燃料油が
どんなふうに変わっていくのか、
我々にとっても大きな関心事です。
いろいろな関係者の話を伺うと、
2020年のスタート時点では、
低硫黄MGOを含む、超低硫黄燃料油が主流であろうというもの。
供給面の不安も取り沙汰されていますが、
実際にはそんなに心配することは無いだろうと見られているようですね。
LNGについては、
インフラ面でまだまだ追いつかないと見られています。
特に、主要港以外での供給は困難だと思われます。
2025年の時点でも
全体の10%程度ではないかとの予想もあるようです。
スクラバーの本船への搭載についても
一部にとどまるとの見方。
これについては、
高硫黄と低硫黄の価格差とスクラバー搭載の費用・ランニングコストが
どうなるかによっても広がり方が違ってくるでしょうね。
ただ、まだ3年強の時間がありますので、
どんな変化が出てくるのか予想がつきません。
早めに方向性が見えて来て欲しいものですね。
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